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『甲秀樹展』 11/17 特別イベント「トークショー&朗読劇」


主催:甲秀樹 絵楽塾 
協力:若衆文化研究会 (http://someyatomo.seesaa.net/)

 

今年6月30日開催の朗読劇『男色大鑑』「嬲り殺する袖の雪」は、皆様より、ご好評を頂きました。多くのご要望にお応えし、この度、甲秀樹個展の特別イベントとして、再演することとなりました。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

推薦します!


若衆+念者の悲劇を「能」仕立てで語る、極上の朗読芝居

井原西鶴作の浮世草子『男色大鑑』(1687年)は、そのテーマ(男色)ゆえに永らく日本文学史の記憶から忘れられた存在でした。ところが、昨今のセクシャルマイノリティを中心とした文化的地殻変動によって急浮上、漫画や小説といった世界に新たな境地を拓きつつあります。
そうした中にあって、大竹直子脚本、田村連演出・語りの朗読芝居は本邦初の試みです。しかも、田中奈央一の箏(こと)による「能」仕立て。あまり知られていませんが、西鶴は本来俳諧師で、能を自家薬籠中のものとしていました。本朗読芝居は、その西鶴の本質をも復活させたものと言えます。 若衆と念者の狂おしいまでの情念の世界、妖美華麗な舞台を、どうぞご堪能ください。

(茨城キリスト教大学教授、若衆文化研究会代表 染谷智幸)

 


至高の恋がここに。男二人の魂が重なる‥‥‥めくるめく美の世界を体験せよ

これは、現代に蘇った全く新しい『男色大鑑』だ。能舞台を連想させる静謐(せいひつ)な舞台空間。威儀(いぎ)を正し、わずかに上げた爪先を静かに下ろして、滑るように歩みを進める朗読者、田村連。その声の響きに身を委ねるとき、目の前には、美しく利発な武家若衆(ぶけわかしゅ)、山脇笹之助(やまわきささのすけ)の姿が自然と浮かび上がってくる。その笹之助の心を射止めたのは、城下の若い武士、伴葉右衛門(ばんのはえもん)。水も漏らさぬ仲の二人が、なぜ雪の中、落命せねばならなかったのか。
現代の読者が西鶴の原作を読むと、二人があまりにあっけなく死を迎えるために、感情移入のいとまもなく、置き去りにされたかのような感覚に陥るかもしれない(それは我々が共有できずにいる多くの物語のためである)。
だが、この朗読劇においては、若衆とその恋人(念者)の心情を、生身の役者の身体を通じて、まざまざと感ずることができるのだ。若衆役のZebrinTomは、驚くべき柔軟性に富む身体となまめかしい肌が印象的な役者である。瑞々しく妖艶(ようえん)なその振袖姿に、誰しも魂が抜かれたようになることだろう。念者役の春日直人は、慈愛に満ちた眼差しとしなやかな体躯のすべてを通じて、若衆を包み込む愛情の深さを表現する。
そして、この二人だけの世界を限りなく甘美なものとして彩るのが、田中奈央一による箏の演奏である。フランス生まれの曲が箏で奏でられたとき、新鮮な驚きが身体を駆け抜ける。しかも、これ以上似つかわしい音はないのだ。
一晩だけの美の世界。男二人の魂が昇華される、至高の恋の瞬間を見届けよ。

(敬愛大学教授 畑中千晶)

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開催日:2019年11月17日(日)

第1部

15:30 開場・受付(開場時間については変更する可能性があります)

16:00~17:00 トークショー&朗読劇

トークショー 

染谷智幸 × 甲秀樹 × 田村連(司会)
※『男色大鑑』解説、ポイント等

朗読劇「嬲り殺する袖の雪」

原作:井原西鶴『男色大鑑』巻三の二より
演出:田村連
脚本:大竹直子

出演:
山脇笹之介(若衆役)ZebrinTom
伴葉右衛門(念者役)春日直人
語り 田村連
箏 田中奈央一

第2部

17:30 開場・受付(開場時間については変更する可能性があります)

18:00~19:00  トークショー&朗読劇

トークショー 

大竹直子 × 甲秀樹 × 田村連(司会)
※『男色大鑑』解説、ポイント等

朗読劇「嬲り殺する袖の雪」

原作:井原西鶴『男色大鑑』巻三の二より
演出:田村連
脚本:大竹直子

出演:
山脇笹之介(若衆役)ZebrinTom
伴葉右衛門(念者役)春日直人
語り 田村連
箏 田中奈央一

 
各回の定員:40名
各回の参加費:3,500円

第2部の朗読劇後に限り、ZebrinTomのフォトセッションを予定しております。
第1部での予定はございませんので、ご希望の方は、参加回をお間違えないようご注意ください。

お申込み

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